食育について

生きるために食べることは必要不可欠なことです。

 現在、日本ではおなかを満たすだけではなく、おいしさ、見た目、価格、安易さにとらわれて消費してきたため、食の中にある様々な落とし穴や問題点は見過ごされ置き去りされています。
 それらを少しでも多くの人に知ってもらうことが現代の食育と考えます。 

 日本ではこのわずか60年で大切な食文化が崩壊しつつあります。
 主食の米食からパン食、すなわち粒食から粉食に大きく変化してきています。
 しかし、人間の体はそれほど速く変化しません。
 3千年以上の和食文化が、遺伝子として私たちの体に刷り込まれています。
 腸の長さも、白人の1.5倍あると言われています。
 節約遺伝子を持っている人も多いので糖尿病の発生率は欧米食になってからどんどん増えています。
 だから、日本人には痩せているのに糖尿病になっている人が多いのです。
 パンの原料である小麦のほとんどが輸入です。
 小麦は生産流通過程で様々な添加物が加えられてます。
 主食をパンからご飯に換えるだけで、食糧自給率はアップし美しい日本の棚田、田園風景も残されます。
 その地に育った食物を食すことがいかに大切か・・・。

 これほど大切で深い「食育」は、患者さんを身近にみている歯科医だからこそ行うことができるのです。

 歯周病や歯の根の病気など正しい食を実践することで治癒へと導かれます。

 食事の改善がお口の健康につながります。

 油ものを控えて野菜をよくとり甘いものを食べない。
 早起きして朝食をしっかり取る。
 しっかり実践すると1か月後くらいからニキビも減り、唾液がサラサラになり、冷えの改善、女性なら生理痛が軽くなるなど体の調子がよくなります。
 唾液がねっとりドロドロだと、血液もどろどろなんです。

 身体の異常はまず粘膜に出るといいます。外から見える粘膜といえばお口なんです。
 だから歯科医師が一番早く、異常に気づけるんです。
 未病を見つけて改善し、病気を予防することができる。ああ、なんて幸せなやりがいのある職業なのでしょう!

      食事について守ってほしいこと

 1.ご飯をしっかり食べること

 2.飲み物はノンカロリーのものを

 3.食間をあけること

 4.砂糖の入ったものは極力控える

 5.味噌汁・漬物を毎日食べる

 6.服飾は季節のものを彩りよく、くだものはほどほどに

 7.油・動物性食品の取りすぎに注意

 8.調味料は上質なものを

 9.危険な味3つを極力避ける(白砂糖・油脂・化学調味料)

 10.歯ごたえのあるものをよく噛んで